ミャンマー軍の地雷使用について
ミャンマー軍がバングラデシュとの国境沿いに対人地雷を使用している問題について、ICBL(地雷禁止国際キャンペーン)は9月22日に声明を出しました。
無差別兵器である地雷の使用をただちに中止し、オタワ条約に加盟するよう要求します。
目撃者の証言や写真の証拠を含めた複数の報告によると、対人地雷はミャンマーとバングラデシュの国境沿いに設置されており、ロヒンギャが被害に遭っています。
ランドマインモニターが現地で集めた情報によると、8月28日に国境沿いのミャンマー側に軍のトラックが着き、軍人がトラックから箱をおろしました。軍人が箱から対人地雷を取り出し、それを地中に埋めているところも目撃されています。
また、他の場所でも、ミャンマー軍のトラックが夜に到着し、積み荷からおろした地雷を埋めているところが目撃されています。夜間に地雷を埋設するときに使われていたライトは、ミャンマー軍が使用するときに使われているものだったと報告されています。
アムネスティの報告した写真からは、埋設されているものがPMN-1というタイプの地雷であることが分かります。(写真はこちら/ICBL)
これ以上被害者を出さないように、ミャンマー軍に地雷を使用しないよう、強く要請します。
ミャンマーの詳しい情報についてはこちら(ICBL/英語)