【開催報告】ミャンマー情勢と地雷被害者支援

2018年3月20日(火) 19:00〜20:55
聖心女子大学4号館 /聖心グローバルプラザ 2階 4-2教室

『ミャンマー情勢と地雷被害者支援』が開催されました。

はじめに、上智大学総合グローバル学部の根本敬教授に、ミャンマー(ビルマ)情勢についての解説をしていただきました。31年ぶりに実施された2014年の人口調査からみるミャンマーの特徴、そしてなぜ民主化が順調に進まないのか、いわゆる「少数民族問題」と「ロヒンギャ問題」はどこが違うのか、とても分かりやすく解説していただきました。

続いて、JCBL理事の目加田より、ランドマインモニターの解説と、ミャンマーの地雷問題についての解説をいたしました。

その後、JCBL理事の下田より、ミャンマーのカヤー州の現地視察報告をしました。
義足製作の動画も流れ、現地の様子がよくわかりました。そして視察することで分かった被害者の声や、厳しい現状についても報告がありました。

最後の質疑応答では、踏み込んだ質問もあがり、活発なやりとりがありました。

侵略されてきた歴史を持ち、少数民族問題の対立が長引くミャンマー(ビルマ)。アウン・サン・スー・チー国家顧問の誕生で、問題は解決された(民主化された)と国際社会から思われ支援も激減しましたが、問題はまだ数多く残っています。これからも注視し続けていかなければいけないと改めて感じさせられる勉強会でした。お忙しい中お越しくださった皆様、ありがとうございました。

 

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