クラスター爆弾禁止条約第9回締約国会議開催
9月初旬、ジュネーブにてクラスター爆弾禁止条約第9回締約国会議が開催されました。
来年には条約発効10周年の節目を迎えますが、普遍化に向けての速度はオタワ条約ほどではありません。
ガンビア、そしてフィリピンの加盟により加盟国は106になりましたが、2015年に開催された第1回再検討会議で採択されたドゥブロブニク行動計画掲げた130カ国にはまだ手が届きません。
署名国でありながら未だ批准をしていない国は14か国。
来年開催される第2回再検討会議までに、少なくともあと24カ国の批准を促す努力が必要です。
オタワ条約同様、アジア地域の加盟国が少ない現状に鑑み、JCBLは未だ批准の動きがないカンボジア、ベトナム、ミャンマーなどに対する働きかけを続けるとともに、クラスター爆弾の製造企業に投融資を続ける韓国や台湾の金融機関に対して、それぞれの国のキャンペナーと協力して、投融資の禁止を呼びかけていきます。